フリー哲学者ネコナガのブログ

いろんなアイデアを解説したり、本を紹介したり、エッセイを書いたりしています。

「良書」とは何か─本であることの利点が活かされているか

「良書」とは何かについて、少し考えてみることにしたい。ちなみに、日本で出版されている本に限る話である。 まず辞書で「良書」を引くと、いくつかみてみたが、いずれも「読んでためになる書物」と出ていた。まあ、辞書だから仕方がない。これなら「良い書…

「よい書評」とは何か─その本をいくら読んでもよい書評は書けない

よい書評とはどんなものであろうか。その前にそもそも書評とは何かという問題もあるが、それについては少しふれるだけにして、今回は「よい書評であるための条件」について考えてみたい。大したことではないが、あまり明文化されることのない問題である。 ち…

読書技術の進化史(2)黙読から速読へ

nekonaga.hatenablog.com 前回、「読書」という行為の歴史からすれば、大まかに言って「音読」から「黙読」への変化がみてとれると書いてみた。これをあえて「進化」と呼んでみたのは、少なくとも情報伝達・情報処理という意味では、より効率的なスタイルに…

読書技術の進化史(1)音読から黙読へ

「読書」を語るのに切り口はいろいろあるが、ここでは「本を読む」という行為について考えてみたい。 「本を読む」ときに何が起こっているかと言えば、文字言語を順を追って認識していくことによって、「本」というひとまとまりの形で表現されている「内容」…

なぜ本を読むのか─読書は「人生を豊かにする」ためにある

なぜ本を読むのか。理由は人によっていろいろあるだろう。大きく分けると、(1)必要に迫られて読んでいる場合と、(2)楽しくて読んでいる場合があると思われる。 (1)必要に迫られて読んでいる場合とは、仕事の関係で読んでいるとか、先生に言われて読…


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