フリー哲学者ネコナガのブログ

いろんなアイデアを解説したり、本を紹介したり、エッセイを書いたりしています。

ダーウィン進化論の何がおかしいのか─ゼロからはわからない発展的な進化論

nekonaga.hatenablog.com この記事は以前に書いた上の記事の続きであるので、少なくともその記事を読んでからお読みいただければ幸いである(記事タイトルの「ゼロからはわからない」は、前提知識なしで読まれることを想定した前回記事の「ゼロからわかる」…

進化論の誤解(2)「ヒトはサルから進化した」について

nekonaga.hatenablog.com 突然だが、来たる2月12日(今年は日曜日)が何の日かご存じだろうか。私も知らなかったのだが、海外メディアのニュースを見ていたら「Darwin Day」というのがあるらしく、これは進化論でおなじみのチャールズ・ダーウィンの業績を祝…

なぜ「科学」はいくつかの分野に分かれているのか─どこまで科学で扱えるのか

nekonaga.hatenablog.com 先日の記事「ものすごくざっくり言うと「科学」とは何か」を踏まえる形で、科学についてもう少し書いてみたい。前回見たところによれば、理念としての「科学」の特徴は次の通りである。 自然現象を、背後にある「法則」の存在を探る…

人間以外の動物に「意識」はあるのか─動物の心がわかるか

ひとたびほかの動物を意識し始めると、誰でも疑問に思うことは山ほどあるだろう。 こうした興味に始まる探究は、ものすごくざっくり言うと二つ(の段階)に分かれる。一つは、人間からみて、例えば犬は何をやっているのか、と問うことである。これは、独りよ…

なぜ自然は汚くないのか、あるいは自然は本当に美しいのか

「なぜ自然は汚くないのか」。ありていに言えば「なぜ自然は美しいのか」だが、ともかくこれについて考えてみたい。さしあたり「自然とは何か」という問題もあるが、これについては深く考えず、日本語における最も一般的な用法としての「人工物がまったく、…

借りた本に書き込みをする人は何を考えているのか(文字通りの意味で)

「借りた本に書き込みをする人は何を考えているのか」。人に本を貸して、返ってきたら書き込みがなされていて、「何を考えているんだ」と思った経験のある人はそれなりにいるだろう。あるいは、逆にあなたは「借りた本に書き込みするのが問題なのか」と思っ…

日本人の死生観と「死」について─儒教、仏教と民間信仰

「死」については、古来さまざまな考えがある。何が死であるのかというのは、科学で結論が出るものではない。細胞がすべて死滅したときかと言えば、一度にすべて死ぬわけではないから、その判定は確固たるものではない。心臓が止まったときかと言えば、心臓…

人類にとって火とは何か─「火の使用」が人類史にもたらしたもの

消防車がすごいスピードで走り去ってゆくのを見かけてふと、人類と火のかかわりの長い歴史を思い描いてみる。 「火」そのものは言うまでもなく自然現象だが、「火の使用」はしばしば人類最大の発明とも言われる。要するに「いかに利用するか」ということに磨…

進化論の誤解(1)「変化する者だけが生き残る」について

最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である。 というダーウィンの「名言」があるらしい。先日とある記事を読んでいたら紹介されていて、私ははじめて知ったので気になって読み進めてみると…


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