フリー哲学者ネコナガのブログ

いろんなアイデアを解説したり、本を紹介したり、エッセイを書いたりしています。

「存在しない」が証明できることもある

何かが存在しないことを証明するのは難しい。 伝統的には、カラスを例に説明する。つまり、カラスはみんな黒いが、これまでにみたカラスがみんな黒いからといって、存在するすべてのカラスが黒いかはわからない。次に見るカラスが黒くないかもしれない。すな…

「天才」について

「天才」とは何かといえば、歴史的経緯はともかく、今ある概念の説明としては、「何をやってもライバルがいない者」とか「多くの分野で突出したパフォーマンスをみせる者」ということになるだろう。 ここで重要なのはつまり、「一つだけ」ではだめだというこ…

「なつかしい」とは何か─なぜ「なつかしさ」を求めるのか

「なつかしい」とは何か。あるいは「なつかしさとは何か」でもいいが、あまり研究が進んでいるとは言えないこの感覚/現象について、少し考えてみたい。 まず、ここで言う「なつかしい」が何を指しているかを共有する意味も兼ねて、その特徴をいくつか考えて…

「よろしかったでしょうか」は間違いなのか

いわゆる「接客」における「よろしかったでしょうか」という言い回しは、しばしば「間違っている」とされる。そしてそれが心理的な対立の原因となることも少なくはないようなのだが、もっとも、その真偽のほどはそれほど定かではないし、実際のところそれは…

なぜスポーツをするのか(続)─スポーツの現在とこれから

www.afpbb.com アメフトでは避けがたい「脳震盪」をどうみるかというのはもう十年来の問題だが、「物」としての人間の脳がそう簡単に変わらない以上、事情は他のスポーツでも同じである。今やアメフトにおいてはヘルメットが詳細にテストされ、関連するルー…


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