フリー哲学者ネコナガのブログ

いろんなアイデアを解説したり、本を紹介したり、エッセイを書いたりしています。

カント『純粋理性批判』を読んでみよう─知りえることと知りえないこと

気まぐれに古典の簡単な解説を書いてみているが、今回は最もそれらしい、イマニュエル・カントの『純粋理性批判』をとりあげてみよう。近代哲学史上最も重要な本の一つだとされているが、読んだ人がどれほどいるかはともかく、一般的にも「典型的な哲学書」…

いはんや「読書の秋」においてをや

今週のお題「読書の秋」 はてなブログの今週のお題が「読書の秋」ということであるが、これをみて思ったことから自由に書いてみることにする。ちなみに昨年はきちんとお題の目論見通りに書いた(『地球進化 46億年の物語』ロバート・ヘイゼン─「秋の夜長に楽…

エッセイとは何か、というエッセイ

「エッセイ」とは、今日では非常に曖昧な概念だが、近代的なそれはモンテーニュの『エセー 』"Essais"(1580年)に端を発するものである。この本は今でもよく読まれているが、最後のところに、竹馬に乗っても結局歩いているのは自分の脚であるし、玉座に登っ…

新訳 ジョージ・バークリー『人知原理論』─存在するとは、知覚されるということである

ジョージ・バークリー『人知原理論』の新訳(ちくま学芸文庫、宮武昭訳)が刊行されていたので読んでみた。 バークリーと言えば、一般的にはあまり知られていないが(しかし、実はカリフォルニア州バークレーは彼の名に由来する)、哲学史に親しい人にはおな…


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