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フリー哲学者ネコナガのブログ

人間にまつわること、哲学や科学、宗教、社会の問題、生き方のことなど書いています。基本的にエッセイです。

「全ては苦である」について

「全ては苦である」。これは、仏教の思想を代表する言葉の一つとしてよく挙げられるものである。古くは西洋人の仏教観を大きく歪めたものでもあるが(ニヒリズムを通り越して、消え去ってしまうことを目的とするオカルト思想と思われていた)、これについて…

「矛盾」とは何か

「矛盾」とは、避けられるべきものである。このことは、あらゆる議論の前提として、ほとんど無条件に了解されている。しかし、われわれが端的に矛盾を避けるべき根拠はあるのだろうか。そもそも、それは避ける「べき」ものなのだろうか。あるいは避ける「し…

「話が通じる」ことについて

「因果関係とは何か」の記事で、ある事象Aとある事象Bの間に「因果関係」というものを(AとBに何が入ろうが)、認めることもできるし、認めないこともできるという考えを紹介した。余談から入るが、雑な言い方が許されるならば、これが「科学」と「哲学」の…

「因果関係」とは何か

「因果関係」とは何か。因果関係と言えば、よく言われているのは「相関関係と因果関係を区別せよ」である。これは、統計の入門書には必ず書いてある。では、ある事象Aとある事象Bの関係が、「相関関係」なのか「因果関係」なのか、われわれにどうやって区別…

「論理的である」とはどういうことか

「あれは犬である」。ゆえに「あれは動物である」。こういう推論がありうる。これは、「あれは犬である」という前提から「あれは動物である」という結論を導いているようで、論理的に見える。しかし、これは少なくとも一つの意味では「論理的」ではない(「…


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